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リビングに最適な学習机の選び方!おすすめレイアウトとデスクを紹介

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リビングに最適な学習机の選び方!おすすめレイアウトとデスクを紹介

はじめに

子供の勉強をみたり、宿題をちゃんとしているか目に見える範囲で確認したいという親御様も多いでしょう。ただ、リビングに適した学習机の選び方がわからない、どんな物がリビングに向いているのかわからないという方もいると思います。

今回はリビングに学習机を置くメリット・デメリットや、リビングに適した学習机の選び方について詳しく紹介していくので、参考にしてみてください。

リビングに学習机を置く6つのメリット

1. 親子のコミュニケーションがとりやすくなる

親子のコミュニケーションがとりやすくなる

リビングに学習机を置くメリットとして、子供は親にわからないことなどがあれば、積極的質問することができ、コミュニケーションを取る時間を設けることができます。

兄弟や姉妹がいる場合、下の子がリビングで勉強しているのであれば、上の子にもすぐ質問できたり、答えを教えてもらうことができたり、「これは簡単に覚えられる」など、厳しい指導をしてもらうこともできるでしょう。勉強を通して、自然とコミュニケーションを取りやすい雰囲気を作ることができます。

また普段の学校の様子なども、会話の中で持ち込むことで、自然と話しやすい雰囲気を作ることができるでしょう。リビングに学習机を用意して、勉強を行うことで、子供との会話を弾ませるきっかけにすることができます。

2. 親と一緒にいることでこどもが安心できる

親と一緒にいることでこどもが安心できる

小学校低学年の子供の場合は、一人部屋を与えられるよりも、親と一緒にいた方が安心して勉強に取り組むことができます。寂しい気持ちで勉強するよりも、リビングで適度な物音があるなか勉強した方が集中力を上げることもできるでしょう。

また、ちゃんと宿題をしているのか、家事をしながら確認することができるので、親としても勉強の進捗状況を把握することができます。

3. 兄弟がいると上の学年の勉強になじみやすくなる

兄弟がいると上の学年の勉強になじみやすくなる

リビング学習を兄弟で行っていると、自然と下の子は上の子の教材や宿題などを目にする機会が増えるので、上の学年の勉強に馴染みやくなります。

自分の学年よりも、先の情報を知ることができるので、将来的に学年が上がった時に、勉強が身につきやすくなることがあるでしょう。上の子も、下の子が見ている手前、勉強している姿を見せる意識を持つことができ、下の子に勉強を教えることで、自身の理解度も上がるので、お互いが勉強しやすい環境を作ることができるでしょう。

このように、子供一人一人に部屋を与えるよりも、リビングで学習する方が子供たちの刺激になることがあります。

4. 整理整頓をするようになる

整理整頓をするようになる

リビング学習で学習机を置かない場合、子供の荷物が散らかってしまい、後片付けが大変になることがあります。学習机をリビングに置けば、整理整頓の方法を身に着けながら勉強できるので、自然と散らかりを改善することができます。

普段は片付けが苦手な子供でも、学習机を用意してあげれば、自然と片付けの方法を学ぶことが出来るでしょう。

学習机の中でも、収納力の高いものを選んであげれば、教科書や参考書などがしまいやすくなるので、自分で片付ける習慣を身に着けやすくなります。

5. 集中力を養う効果がある

集中力を養う効果がある

人間が集中するためには、適度な物音があった方が良いと言われています。全く音がしない無音環境では、集中力を維持することは難しく、適度なもの音が合った方が集中力を上げることができるのです。

そのため、リビングで学習することで、家事や会話などの様々な音が聞こえてくることから、集中力を向上させて、勉強の効率を上げることができるでしょう。

また親がいるという安心感から、子供が不安になる心配もないので、特に小学校低学年の子供にはリビングで学習する方が向いていると言えます。

6. 光熱費がお得

光熱費がお得

子供部屋を設けて、各部屋で電気や冷暖房を使うよりも、リビングで学習すれば光熱費をまとめてお得にすることができます。

一部屋ずつ、光熱費がかかるような環境にするのではなく、リビング学習を行うことで、全体的に光熱費をお得にすることができるはずです。

リビングに学習机を置く3つのデメリット

リビングに学習机を置く3つのデメリット

1. リビングの場所をとる

リビングに学習机を置くことで、その分の場所を確保する必要があります。間取り的に、リビングが狭く感じてしまうことがあるため、置く場所は慎重に検討することが大切です。

特に、子供が多い家庭では、人数分の学習机をリビングに置くことは難しいので、しっかり検討した上で、おくかどうか判断する必要があるでしょう。

またリビングが狭い間取りである場合には、学習机を置くことで、生活動線の妨げになることがあります。リビングに学習机を置く際には、よく検討した上で判断しましょう。

2. 無駄話が多くなってしまうことも…

親や子供がいるリビングで学習机を置いて勉強すると、すぐにアドバイスや質問に答えることはできますが、話が脱線してしまい、無駄話が多くなる可能性があります。勉強時間が減ってしまうことがあるので、集中できる環境を整えることが大切です。

また興味のあるテレビが放送されている場合、勉強よりも見入ってしまうことがあります。勉強の時間はテレビを付けないなど、家庭内でルールを作っておくことも重要かもしれません。

3. 照度が足りない

リビングの場合、暖色系の照明が使用されていることが多いため、照明が暗く感じることがあります。子供が勉強できる環境を整えるためにも、照明を明るくしたり、デスクライトを事前に用意した方が良いでしょう。

学習机にライトが搭載されているのであれば、机のライトでカバーすることは可能です。

教科書や参考書などは、暗い環境では文字が見え辛いこともあり、子供の目が悪くなってしまう原因になることもあります。より勉強に集中してもらうためにも、明るい環境で勉強できるようにしましょう。

リビングに適した学習机を選ぶ3つのポイント

リビングに適した学習机を選ぶ3つのポイント

ポイント1 奥行が狭いコンパクトサイズ

ポイント1 奥行が狭いコンパクトサイズ

リビングに学習机を置く場合、他の家具のことも考えてコンパクトなサイズを選ぶことが大切です。
リビングは家族がゆっくり過ごせる場所でもあるので、邪魔にならないサイズの学習机を選択するようにしましょう。

特にコンパクトなサイズとして、奥行きが浅い学習机の方がリビングには置きやすいと言えます。コンパクトな学習机の方が圧迫感を与えることもないので、リビングが狭く感じる心配もないでしょう。

コンパクトサイズの学習机の目安としては、幅100cm以下×奥行55cm以下くらいが望ましいと言えます。リビングの間取り次第ではありますが、サイズ感を意識することも大切なので、リビングを圧迫しない程度のサイズを選びましょう。

ポイント2 シンプルなデザイン

ポイント2 シンプルなデザイン

リビングに学習机を置く場合には、シンプルなデザイン性の物を選択することが大切です。子供の好きなデザインだけで学習机を選んでしまうと、他の家具と合わない事もあるので、リビング用の学習机のデザインは慎重に選びましょう。

学習机は、教科書や参考書などを置くことが多いので、机のカラーが派手であれば余計にごちゃごちゃとした印象になってしまい、統一感が失われます。

カラーなどは、リビングのコンセプトにマッチしたものを用意することが大切です。そうすることでリビングに統一感がでて、雰囲気をよくすることができます。

またシンプルなデザインの方が、大人になっても長く使い続けることができるので、重宝されるでしょう。大人になっても、勉強できる環境は必要なので、より長く使用するためにも、シンプルなデザインをおすすめします。

ポイント3 照度の合う照明がついているか

ポイント3 照度の合う照明がついているか

リビングに置く学習机を選ぶ上で、照度のあっている照明を使用することも大切です。リビングの照明に暖色系のライトを使用している場合は、教科書や参考書の文字が見え辛くなることもあり、視力の低下をまねくリスクもあります。

そのため、勉強しやすい環境を整える上で、照度の合う照明を用意することは大切です。

過度な照度も集中の妨げになることもあるので、ただ明るすぎる照明を用意するのではなく、適度な照度で照らしてくれる照明が付いた学習机を選ぶようにしましょう。

コイズミでは、勉強やタブレット学習などに最適なデスクライトも豊富に取り揃えております。比較サイトでNo.1に選出された高機能デスクライトのご用意もございますので、リビング学習にもぴったりです。

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リビングに置く学習机のおすすめレイアウト

生活動線をふさがないレイアウト

学習机をリビングに置く上で大切なことは、生活動線を意識したレイアウトにするという点です。

リビングは生活の中心となる場所なので、学習机を置く位置は人の移動の邪魔にならないよう、生活動線を意識し、よく検討してから決めることが大切です。

レイアウトの目安としては、ソファやダイニングテーブルなど、家族がよく通る動線と反対の位置に学習机を置くことで、日々の生活動線を邪魔することなく、子供の集中力も維持させることができます。生活動線を意識して学習机を配置することで、リビングの雰囲気を崩すことのないレイアウトとなります。

壁を利用したレイアウト

リビング学習でしっかりと勉強してほしいと思う場合は、壁を利用したレイアウトで配置する方法もあります。壁を前にして、部屋を背にすることで、生活動線の邪魔をしないだけでなく、視界入るものに興味を持っていかれる心配もないでしょう。

ただ壁に向かって勉強する場合は、少し圧迫感があると言われています。集中力を向上させるためにも、机の前には空間を作る工夫を施すことも大切です。余裕のあるスペースを確保することで、より集中力を向上させることができます。

また壁を前にするのであれば、照明を設置して、明るく勉強しやすい環境を整えてあげる必要があるでしょう。学習机にライトが搭載されていれば良いですが、搭載されていない場合には、別に明るい照明ライトを購入することも大切です。

テレビに背を向けるようなレイアウト

テレビに背を向けるようなレイアウト

リビングで学習していると、つい気になるのがテレビです。子供が興味のある番組や面白い番組が始まると、つい見入ってしまうことがあります。不意にテレビが視界に入ると、意思の強い子供でもテレビを観てしまうこともあるでしょう。

テレビを観る時間と、勉強する時間のメリハリをつけるためにも、レイアウトを工夫してテレビが見えない位置に学習机を置いてあげる方が、勉強に集中することができるでしょう。

また子供が勉強に集中できるように、勉強の時間とテレビを観る時間を決めておき、宿題をしたらテレビをつけても良いといったルール付けを徹底させることも大切です。

親子の表情が分かるようなレイアウト

親子の表情が分かるようなレイアウト

前述の通りリビングで学習をするメリットとして、親子のコミュニケーションがしっかり取れる環境を作ることができるということがあげられます。そのためにも、リビングに学習机を配置するときは、親子で表情がわかるように配置する必要があります。

キッチンから子供の様子が見える配置にするなど、少しでも子供と顔を合わせられるように、レイアウトを検討するようにすると良いでしょう。

生活動線を意識するあまり、端の方に学習机を置かれてしまうと、子供の集中力の妨げになってしまう恐れがあります。親子のコミュニケーションを意識するためにも、顔が見えるように、レイアウトを考えてみてください。

これまでご紹介したように、学習机は生活導線を意識してレイアウトを工夫することでリビングでも集中して取り組むことが可能です。

リビングに最適なコイズミ学習机4選

1. リビング学習机の定番「ファリス」

リビング学習机の定番「ファリス」

リビングに適した特徴

リビングデスクとして使えるサイズ感とデザインが特徴です。
天板の奥行はノートや本を縦に並べて広げて使うことができる最小の48cmで設計しています。
家族が集うリビングで、誰もがこのデスクを使えるように、背もたれのないスツールのご用意もあります。

おすすめのポイント

おすすめのポイント

ファリスシリーズは、天板に高級感のあるナラ材の天然木を使用している為、木目は一つひとつ異なり、オンリーワンの素材をお楽しみいただけます。
また兄弟、姉妹で机を並べて使えるのもこのシリーズの特徴です。

ナラ材の特徴についてはこちらの記事で紹介しています。

2. レトロモダンなシンプルなデザイン「ルトラ」

レトロモダンなシンプルなデザイン「ルトラ」

リビングに適した特徴

リビングに適した特徴

奥行が少し狭い55cm。ルトラはダイニングテーブル感覚のデザインです。
天板は傷のつきにくい高圧メラミン化粧板を使用しているので、汚れや熱にも強いのが特徴です。

メラミン化粧板についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

おすすめのポイント

おすすめのポイント

デスクとラックを組み合わせるとリビングに最適なレイアウトとなり、シェルフやワゴンと組み合わせれば、個人の部屋で最適な学習机に変貌します。

3. 成長に合わせたスタイルが選べる「アルフ」

成長に合わせたスタイルが選べる「アルフ」

リビングに適した特徴

天板の奥行が55cmとリビングに適したコンパクトタイプです。レイアウトにあわせて10パターンの組み替えができます。

天板の奥行が55cmとリビングに適したコンパクトタイプです。レイアウトにあわせて10パターンの組み替えができます。

おすすめのポイント

デスクと書棚の組み合わせが10パターンから選べるので、はじめはリビング学習机として使い、子供部屋が必要になった時は、子供部屋のレイアウトに変えることができます。子供部屋から書斎までずっと使える学習机です。

4. コンパクトな北欧スタイルがおしゃれな「コトア」

コンパクトな北欧スタイルがおしゃれな「コトア」

リビングに適した特徴

コトアはコンパクトでシンプルなデザインが特徴で場所を選ばず配置することが可能です。
天板に使用しているホワイトオーク突板は1つ1つ木目が異なり高級感を感じさせます。

おすすめポイント

インテリアとして根強い人気のある北欧スタイルに自然に馴染む学習机で、機能性とおしゃれの両方叶えたい人におすすめです。

まとめ

小学校低学年の場合、自分ひとりの部屋で勉強をするよりも、親と一緒の環境で宿題をした方が、集中力が向上したり、勉強に関心を持てる子供に育つ傾向にあります。

他にも、光熱費の削減など様々なメリットを感じられることがあるので、実践してみると良い効果が期待できるかもしれません。

ただ学習机を置く場所によっては、リビングが圧迫されたり、無駄話が多くなったり、別のことに興味を持っていかれるデメリットもあります。そのためにも、リビングに置く学習机はコンパクトなサイズの物を選んだり、子供が集中しやすいレイアウトを考え、工夫することが大切です。

リビングに学習机を置く場合は、様々なことを検討した上で、どのような学習机を置くのか、今回紹介したおすすめの学習机を参考にしてみてください。